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コーヒーメーカー

ドリップ式やサイフォン式など、ご家庭やオフィスで気軽においしいコーヒーを楽しめる、コーヒーメーカーをご紹介します。また、ドリップ式、サイフォン式、フレンチプレスのコーヒーメーカーそれぞれのメリット、デメリットを比較してあなたにおすすめのコーヒーメーカー選びをお手伝いします。


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≪コーヒーメーカーについて≫

コーヒーメーカーとは、挽いたコーヒー豆をセットする事で、自動的にコーヒーを抽出し飲める状態にできる電化製品の事。コーヒーは抽出の状態により味が変動しやすいため、それを定量化するために作られました。コーヒーメーカーはドリップ式サイフォン式に大きく分けられます。

≪コーヒーメーカー それぞれの特徴について≫

ドリップ式コーヒーメーカー
コーヒーメーカー ドリップ式コーヒーメーカーとは、ろうと型の部品「ドリッパー」「ペーパーフィルター」を敷いて、そこへあらかじめ挽いたコーヒー豆と、給水タンクに適当な量の水を入れて「サーバー」へと抽出する機械のことです。

ドリッパーは本体一体型と、サーバーの上に直接乗せるタイプもあります。フィルターはペーパーが一般的ですが、ナイロン製や金メッキ製の網フィルターがセットされているものもあります。
給水タンクも本体一体型が主流ですが、セパレート型でセットして
使用するものもあります。

基本的にサーバーには保温機能がついています。しかし、コーヒーを長時間保温すると香りが飛んでしまい味も劣化します。また消費電力も比較的高いので、あまり長時間の保温はおすすめできません。

★詳しいドリップ式コーヒーメーカーの淹れ方はこちらより→

【メリット】
・手軽にコーヒーが入れられる。
・コーヒーの保温が出来る。
・機種が多種多様。
・操作や器具の取り扱いが簡単。
・家庭や会社など幅広い場所での利用が可能。
【デメリット】
・サイフォン式に比べて味の質が低いとされる。
・長時間の保温による味の低下。
・長時間の保温による消費電力の大きさ。
【種類】
・サーバーがステンレス製の魔法瓶タイプ。
・コーヒーミル内蔵タイプ。
・直接カップへ注ぐタイプ。
・生豆の焙煎から行えるタイプ。

・ドリップ式コーヒーメーカーの人気ランキングはこちらより→

サイフォン式コーヒーメーカー
コーヒーメーカー サイフォン式コーヒーメーカーとは、気圧の差によって2度お湯を移動させてコーヒーを抽出する機械。1度目の移動では水の蒸気圧による加圧が用いられ、 2度目では気体の冷却による減圧が作用します。

19世紀にヨーロッパで発明され、日本には大正時代に伝わりました。

日本で最もよく知られているサイフォンは、ガラス風船型と呼ばれる形状のもの。
耐熱ガラスで出来た上下2つのフラスコと、ろうとに取り付けるフィルター、加熱して抽出するためのアルコールランプやガスコンロで構成。現在では、加熱部分が電気式になっているサイフォン式のコーヒーメーカーも商品化されています。

使用法としては、下のフラスコにお湯かお水を入れて、アルコールランプかガスコンロで加熱します。お湯が沸騰しはじめたら一旦火を外して、上のフラスコにフィルターを装着して粉砕したコーヒーを入れてセットします。再び加熱させ抽出したコーヒーがフラスコ内に溜まったら出来上がりです。

出来上がるコーヒーの味は、コーヒー豆の挽き具合や抽出時間、火力などによって調整する事ができます。コーヒーの粒子が細かく、またろうとに留まる時間を長くすると、成分が抽出されやす濃いコーヒーができます。

★詳しいサイフォン式コーヒーメーカーの淹れ方はこちらより→

【メリット】
・抽出ぶれが少ないため、ドリップ式に比べてコーヒーの味が安定しているとされる。
・薫り高いコーヒーが飲める。
・コーヒーが出来あがる過程を見ることができるのでエンタテイメント性がある。
・喫茶店などのインテリアにもなる。
【デメリット】
・器具の使用や洗浄に手間が掛かる。
・現在、一般的ではないので種類や機種が限定される。

サイフォン式コーヒーメーカーの人気ランキングはこちらより→

フレンチプレス
フレンチプレス フレンチプレスとは、 コーヒーの粉を入れてお湯を注ぎ、取っ手を上から押してコーヒーを抽出する器具の事。
紅茶を抽出するティープレスのコーヒー版のようなもので、主に欧米の国々で多く利用されています。

フレンチプレスはフィルターが金属製で出来ており、ペーパードリップやネルドリップに比べコーヒー微粉や油分を多く抽出します。そのため、口当たりが大変まろやかで、ひと味違った独特のテイストを楽しむことができます。
また操作や取り扱いも簡単で、初心者でも手軽においしいコーヒーが淹れられます。

【メリット】
・操作や取り扱いの手軽さ。
・コーヒーメーカーより軽量でコンパクト。
【デメリット】
・コーヒーの微粉や油分が出やすい。
・コーヒーの濃度が薄い。

フレンチプレス式コーヒーメーカーの人気ランキングはこちらより→


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